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MiniTool Partition Wizard無料版13.5で重複ファイルは削除できる?判定精度を検証

MiniTool Partition Wizard 無料版13.5で重複ファイル削除機能が使えることを示した画面

無料版13.5で新たに追加された重複ファイル削除機能

MiniTool Partition Wizard は、
パーティションソフトウェアとして、パソコンのディスク管理を行うためのツールとして知られています。

ただ、実際に使ったことがある方の中には、「ディスクの分割やサイズ変更を頻繁に使っているわけではない」という方も多いのではないでしょうか。

そんな MiniTool Partition Wizard の最新バージョン 13.5 では、これまでの印象とは少し異なる機能が追加されました。

ディスク管理ではなく、日常的なファイル整理に関わる機能です。

追加されたのは、
重複したファイルを整理するための「重複ファイル削除機能」です。

アプリ上では「重複ファイル削除」と表示され、2025年12月20日にリリースされました。

この重複ファイル削除機能は、有料版だけでなく、無料版でも利用できます。

この記事で分かること

本記事では、MiniTool Partition Wizard 無料版 13.5 に追加された重複ファイル削除機能について、実際の使用感を確認しました。

先に結論を述べると、この機能は、重複ファイルを一括で自動削除するためのものではありません。

内容を確認しながら、不要なコピーだけを選んで整理できるのが特徴です。

パソコンを手放す前に、不要なコピーは減らしたいが、必要なデータは残したい。

そうした整理ができるかどうかを軸に、実際の利用シーンを想定して確認しています。

重複ファイルが増えるのは「慎重な作業」の結果

iCloudから写真を何度もダウンロード・解凍した結果、同名のzipファイルやフォルダが増えている状態

重複ファイルは、整理が苦手だから増えると思われがちです。

しかし実際には、慎重に作業している人ほど増えやすい傾向があります。

作業前にバックアップを取る、念のためコピーを残す、クラウドから再取得して確認する。

どれも「消して後悔しないため」の正しい判断です。

ただし、その積み重ねによって、同じ内容のファイルが別名で残ったり、似た名前の圧縮ファイルが増えたりして、どれが本物か分からなくなっていきます。

写真や書類は「念のため消さない」となりやすく、保存先もPC本体・外付けHDD・USBメモリへ広がりがちです。

この段階まで進むと、人の目だけで重複を見分けるのは現実的ではありません。

パソコンを手放す前に、重複ファイルを整理しておきたい理由

重複ファイルを放置すると、Cドライブの空き容量は少しずつ減っていきます。

明確な基準はありませんが、空き容量が少なくなると動作が重くなりやすい、25%以上の空きがあった方がよい、といった指摘は多く見られます

空き容量が不足した状態では、Windows Update や一時ファイルの処理が滞りやすく、起動や操作が遅く感じられる原因になります。

また、パソコンの買い替えやクローン作成の際に、整理されていないデータをそのまま移行すると、不要な重複ファイルまで新しい環境に引き継いでしまいます。

今のパソコンが抱えている不調を手放し、次の環境を軽い状態で使い始めるためにも、事前に重複ファイルを整理しておく意味は大きいと言えます。

MiniTool Partition Wizard 重複ファイル削除機能の検証ポイント

MiniTool Partition Wizard 無料版13.5の起動画面で重複ファイル削除ツールとバージョン情報を示したスクリーンショット

本機能について、
どのような条件で重複ファイルが検出されるのか、また整理作業を安全に進められるかを中心に見ていきます。

スキャン時間については、
数十秒程度で完了し、大きく待たされることはありませんでした。

検証したポイントは以下の通りです。

  • PC・外付けHDD・USBメモリ間の重複検出
  • ファイル名を変更しても同一判定できるか
  • 同名だが中身が違う場合は別扱いになるか
  • 隠しフォルダ・システムフォルダへの対応
  • スキャン範囲や除外設定の挙動

PC・外付けHDD・USBメモリ間で重複ファイルを検出できるか

CドライブとUSBメモリに保存された同一ファイルが重複として検出されている一覧画面

まず確認したのが、
保存場所をまたいだ状態でも正しく検出できるかという点です。

MiniTool Partition Wizard では、
内蔵ストレージだけでなく、外付けHDDやUSBメモリも同時にスキャン対象として指定できます

検証では、以下の環境に同一内容のファイルを用意してスキャンを行いました。

  • PC本体(内蔵ストレージ)
  • 外付けHDD
  • USBメモリ

その結果、保存場所が異なっていても、
同一内容のファイルは重複ファイルとして正しく検出されました。

複数のメディアに分散したファイルを、一度のスキャンでまとめて把握できる点は、整理作業を進めるうえで便利です。

別名でも中身が同じファイルは重複として検出されるか

結論として、ファイル名が変わっていても、中身が同じであれば重複ファイルとして検出されました

Windowsでコピーした場合や、クラウドから同じファイルを再ダウンロードした場合など、次のようにファイル名だけが自動的に変わることがあります。

  • test.txt
  • test - コピー.txt
  • test - コピー (2).txt
  • sample.jpg
  • sample (1).jpg
  • sample (2).jpg

これらは名前が異なっていても、内容が同一であれば重複ファイルとして正しく検出されます。

判定はファイル名ではなく、あくまで中身を基準に行われていることが確認できました。

同じ名前でも中身が違うファイルは重複として扱われないか

こちらは逆に、ファイル名が同じでも、中身が異なれば重複とは判定されません

たとえば、
クラウドから写真をまとめてダウンロードした際に作成されるZIPファイルでは、名前が同じでも中身が完全に一致しないケースがあります。

  • ダウンロードA\photos.zip(写真10枚
  • ダウンロードB\photos.zip(写真15枚

名前は同じでも内容が一致しないため、これらは別ファイルとして扱われました。

名前だけで機械的に重複判定されることはなく、内容の違いは正しく区別されます。

隠しフォルダ・システムフォルダはスキャン対象になるのか

MiniTool Partition Wizardの重複ファイル削除機能における詳細設定画面で、システムファイルと隠しフォルダをスキャン対象から除外できる設定を示している

スキャンを実行する前に、「今すぐスキャン」ボタンの左側にある [詳細設定] から、スキャン条件をあらかじめ指定できます。

詳細設定では、
システムファイルや隠しフォルダをスキャン対象に含めるかどうかに加え、対象とするファイルサイズの範囲なども調整できます。

確認したところ、初期設定の状態では、システムファイルや隠しフォルダはスキャン対象から除外されており、加えて 最小ファイルサイズが 10KB に設定されていました。

そのため、特別な理由がなければ、詳細設定を変更せずにスキャンを実行しても、システム領域に触れる心配は少なく、安全に利用できます。

注意点

PNG 画像などでは、アイコンや単色画像が 5KB 前後になることがあり、初期設定(最小ファイルサイズ 10KB)のままでは重複していてもスキャン対象に含まれませんでした。

小さな画像や素材ファイルまで整理したい場合は、最小ファイルサイズの設定を下げる必要があります。

写真やドキュメント中心の整理であれば、初期設定のままでも問題は感じませんでした。

スキャン範囲・フィルター・除外設定はどこまで指定できるか

MiniTool Partition Wizard 無料版13.5の重複ファイル削除機能で、スキャン範囲・フィルター・除外設定・保護設定を指定する画面

スキャン条件を細かく指定できる点は、評価できるポイントです。

スキャン範囲はドライブやフォルダ単位で指定できるほか、ファイル種類も「すべて」「画像」「ビデオ」「ドキュメント」などから切り替えられます。

さらに、画像ファイルを対象にしたうえで、拡張子を指定してスキャン対象を絞り込むことも可能です。

たとえば、画像の中でも .jpg.png のみに限定して整理するといった使い方ができます。

また、除外フォルダや保護フォルダの設定にも対応しており、C:\Windows などのOS関連フォルダはデフォルトで除外され、ユーザーのドキュメントフォルダなども保護対象として設定されています。

このため、用途に応じてスキャン対象を切り分けることが可能です。

  • バックアップ用フォルダはスキャン対象から外す
  • OSなどシステム関連のフォルダには触れない
  • 写真や特定拡張子のファイルだけを整理対象にする

重複ファイル削除の方法と誤操作を防ぐ安全設計

重複ファイル削除では、「どのファイルを削除するか」以上に、削除対象を正しく把握できるかどうかが重要になります。

MiniTool Partition Wizard の重複ファイル削除機能では、削除操作に入る前の段階で、誤ってまとめて削除してしまう状況を避けやすい構成になっていました。

表示されている範囲だけが削除対象になる仕組み

MiniTool Partition Wizard 無料版13.5の重複ファイル削除機能で、ファイル種類ごとのタブを切り替えて表示範囲を絞り込んでいる画面

重複ファイルの一覧は、「すべて」「画像」「ドキュメント」など、ファイル種類ごとのタブで切り替えられます。

このとき、削除対象になるのは、表示されているタブ内のファイルのみです。

たとえば、
重複ファイルが全体で100件見つかっていても、「アーカイブ」タブに切り替えた状態で削除操作を行った場合、削除されるのはアーカイブファイルだけになります。

表示内容と削除対象が一致しているため、意図しないファイルまで一括で削除してしまう心配を感じにくい設計です。

スマート選択機能で重複ファイルの選別作業を軽減できるか

MiniTool Partition Wizard 無料版13.5の重複ファイル削除機能で、スマート選択を使って削除候補を自動で選別する設定画面

重複ファイルの整理では、どちらを残すかを一つずつ確認していく作業に、どうしても時間がかかります。

この負担を減らすために用意されているのが、削除候補の選択を補助する「スマート選択」機能です。

「自動選択」を使うと、ツール側の判断で削除候補がまとめて選択されます。

また、条件を指定すれば、更新日時やファイル名の長さなどを基準に、残すファイルを自動で選ばせることも可能です。

最終的な削除判断は自分で行いますが、最初から手作業で選別する必要がなくなるため、確認にかかる手間は大きく減らせます

削除方法は状況に応じて選択できる

MiniTool Partition Wizard 無料版13.5の重複ファイル削除機能で、ごみ箱移動・リンク置換・完全削除を選択できる削除オプション画面

削除方法についても、用途に応じて選べるようになっています。

  • ごみ箱に移動
    選択したファイルをごみ箱に移動します。
  • リンクに置き換えて削除
    選択したファイルを削除して容量を解放し、残したファイルへのリンクを作成します。
  • 完全に削除
    選択したファイルを完全に削除します。(確認入力あり)

特に完全削除では、
半角大文字で「YES」を入力しなければ処理が進まないため、操作ミスによる削除を防ぐ配慮が見られました。

同じ内容の重複ファイルをまとめて削除しようとすると、「少なくとも1つのコピーを残すことを推奨する」という確認メッセージが表示されます。

必要なファイルまで削除してしまう事態を避けるための、安全面を意識した仕組みだと言えます。

全体として、削除作業を急がせる構成ではなく、利用者が内容を確認しながら進める前提の設計になっています。

MiniTool Partition Wizard 重複ファイル削除機能を使って分かった点

誤操作を防ぐ配慮が多く、安心して操作できる

実際に使ってみて、全体を通して感じたのは、誤操作を防ぐための配慮が多い点です。

削除対象の切り替えや確認手順が分かりやすく、「うっかり消してしまう」状況を作りにくい設計になっています。

重複ファイル削除という性質上、安心して操作できるかどうかは重要ですが、その点はよく考えられている印象です。

サムネイル表示がなく、画像・動画の判断に手間がかかる

MiniTool Partition Wizard 無料版13.5の重複ファイル削除機能で、サムネイル表示がなくファイル名一覧で確認する画面

一方で、画像や動画ファイルについては、サムネイル表示が用意されていない点が少し気になりました

ファイル名が異なっていたり、タイムスタンプが数秒ずれている場合などは、実際に開いて確認しないと判断できない場面があります。

たとえば、
IMG0007.jpgIMG0008.jpg のように、名前も日時も異なるものの、実際には同じ写真というケースです。

バックアップ時に名前が変わっていると、この判断がより難しくなります。

右クリックメニューから、
「開く」「位置(ファイルの場所を開く)」「プロパティ」などで内容を確認することは可能ですが、重複ファイルが多い場合は一つひとつ確認する手間を感じました。

スキャン範囲や除外条件を保存できない点はやや不便

細かい点ではありますが、スキャン範囲や除外条件といった設定を保存できる仕組みがあってもよいと感じました

もっとも、この機能を頻繁に使うケースは多くないため、都度設定する前提の設計なのかもしれません。

補足情報(再現性なし)

検証中、同一内容のファイルが一時的に重複として表示されなくなる場面が一度だけありました。

ただし、新たにファイルをコピーして重複ファイルを増やしたり、アプリを再起動したりしたところ、再び重複ファイルとして検出されました。

再現性は確認できておらず、検証環境やスキャン状態による一時的な挙動と考えられます。

常に発生する問題ではありませんでした。

使い方次第で印象が変わるポイント

判定精度の高さや安全設計、スキャン条件を柔軟に指定できる点を踏まえると、基本的な使い勝手については安心して利用できる構成です。

一方で、
サムネイル表示の有無や、ごく一部で見られた挙動など、整理対象や使い方によっては注意しておきたい点もあります。

こうした点を把握したうえで使えば、重複ファイル整理の途中で戸惑う場面を減らせます。

まとめ|パソコンを手放す前の整理では「判断しやすさ」が重要

MiniTool Partition Wizard 無料版(バージョン13.5)に追加された重複ファイル削除機能を検証しました。

この機能は、重複ファイルを機械的に一括削除することを目的としたものではありません

実際に使ってみると、
バックアップやコピーを重ねてきた環境でも、内容を確認しながら不要な重複だけを整理できるよう設計されていることが分かります。

パソコンを手放す前に向いている理由

パソコンの売却や譲渡、買い替えを控えている場合、必要なデータは残したい一方で、不要なコピーまで次の環境に引き継ぎたくない、という状況はよくあります。

MiniTool Partition Wizardの重複ファイル削除機能は、そうした整理の場面と相性が良いと感じました。

  • ファイル名ではなく中身で重複判定できる
  • 削除対象を確認しながら段階的に整理を進められる
  • 必要なファイルまで、まとめて消しにくい

写真や書類を含め、どのデータを残すかを自分で判断しながら整理したい場合には、「消しすぎない整理」を前提とした構成です。

注意しておきたい点

一方で、画像や動画のサムネイル表示がないため、内容を視覚的に判断したい場合には、確認に手間がかかる場面もあります。

また、スキャン条件や除外設定は都度指定する必要があるため、頻繁に使うツールというよりは、移行前・売却前などの整理タイミングで使う用途向きと言えます。

総合評価

重複ファイルを自動で一気に削除したい人向けではありませんが、パソコンを手放す前に、データを確認しながら整理しておきたい場合には、使いやすさと安全性のバランスが取れた機能だと感じました。

MiniTool Partition Wizard は、もともとディスクの分割や容量調整などを行えるパーティションマネージャーとして知られるツールです。

その機能の一部として、日常的なファイル整理を補助する目的で、この重複ファイル削除機能が追加されています。

不要な重複だけを減らし、次の環境へすっきり移行したいと考えている場合には、一度試してみる価値はあります。

有料版が必要になるケースについて

今回検証した重複ファイル削除機能は、無料版でも利用できます

一方で、MiniTool Partition Wizard はパーティションマネージャーとしての機能も備えており、OS を含めたディスクのクローン作成や、
システムディスクの変換・移行といった作業
有料版の対象です。

パソコンの買い替えや環境移行を控えていて、ファイル整理とディスク管理をあわせて行いたい場合には、有料版の機能範囲も一度確認しておくと判断しやすくなります。

有料版で対象となる機能や対応範囲については、公式ページで確認できます。

有料版の対応内容を確認する

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